「頭がよくなるスプレッドシート問題集」をご購入いただいた方へお知らせがあります。
Googleスプレッドシートで、
空白行での処理を回避するため、
IF(K3:K="","",処理)
という記載をしていましたが、
これだと空白文字「""」がセルに入力されるという問題がありました。
解決方法を探していたのですが、
IF(K3:K="",,処理)
のように、IF関数のパラメータを省略することができることが分かりました!
これにより対象セルが空白の時は「なにもしない」ことができます。
今後はこちら、もしくは
IF(ISBLANK(K3:K),,処理)
確定申告をしていたら、
国税庁のエクセルに絶望したので、
ちょっと手を休めて報告します。
以下のように、
赤枠で囲んだ数字の分だけ、緑枠の部分を字下げして表示したいという気持ちはわかります。
これを実現するための緑枠の数式がこちら。
=IF(H15=0,E15,IF(H15=1," "&E15,IF(H15=2," "&E15,IF(H15=3," "&E15,IF(H15=4," "&E15,IF(H15=5," "&E15,"")))))&IF(H15=6," "&E15,IF(H15=7," "&E15,IF(H15=8," "&E15,IF(H15=9," "&E15,IF(H15=10," "&E15,IF(H15>=11,""&E15,"")))))))
これをみて皆さんはどう思われますか?
数式が正しいのか正しくないのか、即座に判断できる人はいないと思います。
このような数式がミスやムダを生んでいる、という意識をもっと持たないといけません。
私ならこうします。
=REPT(" ",H15)&E15
REPT関数なんて知らないから仕方ない、
では済まされないのがITの時代です。
ITの特性である
「単純作業の繰り返しに強い」
ということが分かっていれば、
「もっといいやり方があるはず」
と考えて、調べるなり、人に聞くことができたはず。
これがこれからの時代に求められる
ITリテラシー
であると考えています。